WSC65MH “Frog Game Special”について紹介します。

初めまして、Lemonfishです。

すでに何十と記事があるので、今さら感が満載ではありますが、「曲がる」ロッドとして私が愛用しているLEGIT DESIGNのWILD SIDE WSC65MH “Frog Game Special”について使用感等をお伝えしたいと思います。

当ブログは、釣行記を中心として釣り（＋α）に関する色々な記事を載せていこうと思っているのですが・・・ここ最近は諸事情によりなかなか釣りに行けない状況でもあり、タックルのインプレを中心に自由気ままに残していきたいと思いますので、興味のある方はぜひお読み頂ければと思います。

このロッドとの出会い

バス釣りを本格的に始めたのは社会人2～3年目のころだったと思いますが、始めたての頃は、所謂パキパキのロッド／感度優先のロッドを愛用しており、今でも好きなロッドですが、SHIMANOのEXPRIDEをメインに使っていました。
(現在、EXPRIDEについてはスピニングのみ所有。この辺の理由はまた別の記事で書きたいと思います）

きっかけが何だったのか、あまり記憶に無いのですが・・・当時、ジャークベイトを快適に扱えるロッドを探しており、いくつかのブログ記事（「もっちり粘る看板メニュー」 レジットデザイン ワイルドサイド WSC65MH インプレッション – FMStayGold）で名前がよく上がっていたこのロッドが目に留まりました。

こちらのロッド、メーカーHPには以下のような説明があります。

＜WSC65MH “Frog Game Special”＞

フロッグロッドとしては短いこのロッドは、正確にピンスポットを打ち抜くキャスト性能と、アクションさせる際にティップが水面を叩くことのない操作性を誇ります。ショートレングスの取り回しの良さはオーバーハングやカバーを射抜くリザーバー＋レンタルボート、小型ボートアングラーにはベストな選択となるでしょう。適度な張りとフッキングパワーをロスなく伝達するスムースなベンドカーブ、そしてアラミド繊維シート補強から生まれるトルクフルなパワーによって、シングルフックの巻きモノ、羽モノやジョイントベイトなどにも対応する汎用性が◎。

私のバス釣りは房総リザーバーでのレンタルボートスタイルがメインのため、ショートレングスのロッドに少し興味が出てきていたことも多少なりとも影響があったのかもしれませんが、「曲がる」特性に惹かれたのは間違いありません。

・6フィート5インチという適度な長さ
（私の感覚では、レンタルボートスタイルではド定番の6フィート6インチが若干長い）
・「曲げて」投げるというロッド特性
・”Frog Game Special”なのになんかバーサタイルなロッド？
・お値段もそこまで高くない

こういった特徴に魅力を感じ、LEGIT DESIGNの最初の１本として購入しました。（それが今では十数本・・・）

いざ実釣へ・・・

このロッドで最初にルアーを投げた瞬間の感動は今でも鮮明に覚えていますが、、、「ロッドの違いでこんなに軽く投げても飛ぶんだ・・・」と、単純に驚いたというのが正直な感想です。

それまで、SHIMANO EXPRIDEやAbuGalciaのHornetなど、「硬め」の部類のロッドを好んで使っていましたが、なんというか、腕の力で投げるイメージが強かったのが、WSC65MHは「ロッドのしなりにルアーの重さを乗せて」投げることを地でいくようなイメージのロッドでした。

バックキャストでルアーの重さをロッドに乗せたらそのまま前方に振り抜くだけ、という感覚に近いと言えば良いでしょうか。同じリール・同じルアーであったとしても、振り抜きに必要な力が圧倒的に少なくて済むのは間違いありません。

「曲がる」ことのメリット

振り抜きに必要な力が少ないと何が良いのか。それは、キャストのアキュラシーが圧倒的に上がる、ということです。

やはり、キャストの際、腕や手首・指先に力が入れば入るほど、リリースポイントのコントロールはシビアになります。シビアになるということはつまり、一定のコントロールがしにくくなるということです。（腕力で投げると疲労が早くなる、ということの影響も少なからずあるかと・・・特に私のような月イチ程度しか釣りにいけないサラリーマンアングラーであればなおさら・・・）

野球で言えば、腕だけで速いボールを投げようとするとコントロールが難しくなるのと一緒ですね。体全体を使って、ゆるーく、ゆっくりした球のほうが狙った場所に投げやすいですよね。

ロッドに仕事をさせることで、自分の力加減でコントロールする範囲を最小限にする・できる、というとイメージが沸きますかね？

とにかく、自分のキャスティングそのものを良い方向に変えてくれた１本でした。

ジャークベイトの使い心地は・・・？

何せ、ジャークベイト用のロッドを探してこのロッドに行き着いた訳ですので、、、そして肝心のジャークベイトの使い心地ですが・・・私としては「好き」な部類です。

ジャークベイトの「ジャーク」の仕方は人によって好みや「釣れるジャーク」が大きく分かれるところだと思います。

ビシビシっと強めにジャークする（私はこちら）人もいれば、ラインスラッグをロッドの重みで叩くだけの人、ぐーっとロッドを引き込んでジャークする人。もちろん、状況によってそれらを使い分けたりと、使い方・アクションのさせ方がここまで変わるルアーもなかなかないのではないかと思います。

私はビシビシとルアーを「動かす」感覚が好きなので、このロッドをほぼジャークベイト専用に使っていて、そしてその使用感も合っていると思います。

ちなみに、私は「ワンルアーワンタックル」派（基本的にレンタルボートスタイルでの釣行です）なので、このロッドをレンタルボートに持ち込む際は、9割方、ジャークベイト専用で使っています。

しかしながら、汎用性も高い。

ですがこのロッド、前述のメーカーHPにもある通りではありますが、実は汎用性もそこそこ高いです。

参考ですが、私は以下のルアーでも使うことがあります。

・大きめのトップウォーター：1/2ozのバズベイト、ジャスティーン(EVERGREEN）、ジョイクロ148
・1/2oz～3/4oz、場合によっては1ozのスピナーベイト
・1/2ozくらいのジグのスイミング

そして、タンデム釣行やおかっぱりで持ち込みタックルが限られるとき、必ずこのロッドを組み込みます。

3/8oz以上のスピナーベイトやクランクは普通に使えますし、テキサスリグやジグといった撃ちモノにも使えないことはありません。
それくらい、実は非常に汎用性の高いロッドだということはお伝えしておきたいと思います。
もしも、おかっぱりでベイト1本しか持っていけない、という条件なら、私は迷わずこのロッドを選択します。（とはいえ、どちらかと言えば「巻き」や「操作系」が合うロッドなので、積極的に撃ちものに使いたいロッドではありません）

【私のタックルデータ】
　・ロッド：WSC65MH “Frog Game Special”
　・リール：16メタニウムMGL（HG）
　・ライン：フロロマイスター14lb

最後に

最後にもう一つだけ、このロッドの良いところをお伝えしたいと思います・・・それは。。。

ストレートグリップがカッコいい！

以上です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。